ポケモンSM【シーズン4 最高2132・最終2104(59位)】トリル軸マリゲンポリ2
皆さんお久しぶりです。おかぴです。
シーズン4お疲れ様でした。今期はかなりのデフレでレートを上げるのに相当な苦労を強いられたと思うのですが皆さんどうだったでしょうか?僕はようやくサンムーン環境にて初めて2100に到達することが出来ました。ということで使用した構築を記録しておこうかと思います。
【並び】
【構築経緯】
これまでサンムーン環境では約3シーズンに渡って自分が好きな受け回し系の構築を使用していたのですが毎シーズン2000後半がいっぱいいっぱいで限界を感じていました。そんなときシーズン3最終盤、はくしゃくさんに構築を貰ったことがきっかけで超火力(かつ想定外)のZ技の押し付けが強いことを実感しました。
そこで今回構築を組むに当たって注目したのが@フェアリーZです。
次にを採用するのであれば補完に優れるとを採用し、慣れ親しんだマリゲンポリ2の並びに頼ろうと考えました。の型はを通す上でSのサポートができるトリル型を、の型はを数値で受けてくる輩に刺さる滅び型にしました。
続いて電気の一貫切りとフィニッシャーとして@こだわりスカーフを、PT全体の苦手部分を補う形でとを採用し、PTが完成しました。
【個別紹介】
マリルリ@フェアリーZ
性格:いじっぱり
特性:ちからもち
努力値:H164、A252、S92
このPTの絶対的エース、そしてMVP。
フェアリーZの火力はすさまじく、安易な受けだしを許しません。等倍以上であれば威嚇もちだろうが壊滅的なダメージを与えられるため、このZを通すことが最も大きな勝ち筋つながります。また、ポリゴン2によるトリル展開に持ち込むことで大体1.5~2体持っていくことが可能です。ただし、相手のナットレイやギルガルド、メタグロスなどのマリルリのストッパーとなり得るポケモンの存在には細心の注意が必要です。
調整はAぶっぱ、無振り60族抜き抜き、残りHになってますが、アシレーヌのメジャーどころのSラインであるS20振り60族は抜いておいた方が良いと思います。余裕があればDL対策もしましょう。ちなみに僕はDL対策を怠った結果20チャレを失敗しました。
ゲンガー@ゲンガナイト
性格:おくびょう
特性:のろわれボディ→かげふみ
努力値:H188、D68、S252
技:シャドーボール、ほろびのうた、まもる、みがわり
いつもの調整の滅びゲンガー。
確実に滅びを決めるためにはまもると身代わりの両立が強いと思いこの技構成。副産物として後述するテッカグヤのやどりぎのタネとシナジーが生まれました。厄介な超耐久ポケモンやいわゆる害悪はこいつで処理します。沼ゲンガーと言われさんざんネタにされましたが、他にもこの構成で使用している人がいて安心しました。
性格:ひかえめ
特性:ダウンロード
努力値;H244、C252、D12
技:トライアタック、シャドーボール、めざめるパワー炎、トリックルーム
トリル始動兼序盤の削り要員のポリゴン2。
特筆することのないトリルポリ2。マリルリの障害となり得る鋼タイプに対する打点としてめざめるパワー炎を採用しました。初手に雑に投げて相手の先発ポケモンをマリルリの技圏内まで削りつつトリルを展開するのが仕事です。
性格:いじっぱり
特性:さめはだ
努力値:AS252、B4
試合終盤のフィニッシャー。
主として終盤に出して削り残しを一掃します。上からの攻撃が単純に強かったです。こいつの一貫ができるように立ち回ることも太い勝ち筋となります。性格はいじっぱりにしていますが1舞リザX、積んだリザY、1加速メガバシャ、1舞ガモス等に数えきれないくらいシバかれ、発狂しました。しかし、火力に補正をかけることで助かった場面も何度もあった(気がする)ので意地っ張りのまま使い続けました。(たぶん)ミミッキュやレボルトに対しての与ダメが変わります。
テッカグヤ@たべのこし
性格:のんき
特性:ビーストブースト
努力値::H244、B252、ACD4
技:ヘビーボンバー、かえんほうしゃ、やどりぎのたね、まもる
トリル展開の天敵であるミミッキュ対策、そしてここまで一貫しているカプ・テテフの一貫切りのために採用しました。また、マリルリの出しづらいクチート入りに対しては無類の強さを発揮してくれました。
ヒートロトム@炎Z
性格:ひかえめ
特性:ふゆう
努力値:H100、C252、D4、S148
技:オーバーヒート、10まんボルト、ボルトチェンジ、めざめるパワー氷
トリル展開の天敵であるテッカグヤ対策、マリルリのストッパーとなり得る鋼タイプへの対策、そしてここまでで少し重めな電気タイプに対して厚みを増すために採用しました。炎Zはことのほか火力がでて使いやすいと思った一方で読まれやすいので使いどころの見極めは大切だと思いました。
調整についてはこちらを参考にさせていただきました。
(※無断転載のため問題があれば削除します。)
【選出】
(基本選出)
ポリゴン2で削りを入れつつトリル展開し、マリルリで荒らしまくって最後スカガブで〆るこの構築で最も強力な選出で、選出画面ではまず始めにこの選出ができるかどうかを考えます。ちなみにマリルリのフェアリーZ採用率は5.2%(シーズン最終盤)。並び的にトリル展開を悟られづらいのも相まってこの選出が出来た時の勝率は(体感)7割を越えていたと思います。
マリルリストッパーの存在によりこの選出が厳しいと判断したときは、マリルリを選出しつつ相手のサイクルを崩せるような選出を考えます。
例)滅びゲンガーでストッパーを排除し、マリルリを通す
どうしても崩せないと判断した場合は臨機応変な選出が求められます。この場合の最も太い勝ち筋はサイクルを回しつつスカガブを一貫させることでした。
色々それっぽく語っていますが、最後の方は脳死で基本選出ばっかしてました。
【結果】
最終2104(59位)/最高2132
TNはsupercell「星が瞬くこんな夜に」より「星が瞬く夜」→Starry Night
【最後に】
多少サイクル的な要素もあったものの、これまで重視してきた"受けまわす"という考え方から少し離れて、攻撃的に"何かを通す"という自分の中にあまりなかった考え方に挑戦した結果、満足の出来る成績をおさめることができてとても嬉しいです。この感覚を忘れず来シーズン以降はクチート入りで頑張りたいと思っています。
最後になりましたが、ここまで読んでくださった方々本当にありがとうございました。
~special thanks~
ゲンガーおよびガブリアスを貸してくれたはくしゃくさん
通話に付き合ってポケモンモチベをくれた皆
質問などありましたら@o_k_p_までどうぞ。